JROSG緩和医療委員会の活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構 JROSG
会員各位

謹啓 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
下記の通り、緩和医療委員会活動の進捗状況をご報告いたします。
 

【緩和医療委員会委員】

委員長:鹿間直人(順天堂大学)
委 員:荒木則雄(国立病院機構京都医療センター)、内田伸恵(鳥取大学)、小杉崇(藤枝市立総合病院)、斉藤哲雄(熊本大学医学部附属病院)、多湖正夫(帝京大学医学部附属溝口病院)、髙橋健夫(埼玉医科大学総合医療センター)、戸成綾子(杏林大学医学部付属病院)、永倉久泰(KKR札幌医療センター)、中村直樹(国立がん研究センター東病院)、野崎美和子(獨協医科大学越谷病院)、野村邦紀(富山大学附属病院)、原田英幸(静岡がんセンター)、平安名常一(琉球大学医学部附属病院)、山田和成(聖隷三方原病院)、和田 仁(南東北がん陽子線治療センター)

【活動状況報告】

・JROSG11-1(腎癌骨転移に対する放射線治療とゾレドロン酸併用療法の臨床第Ⅱ相試験):最終解析が終了し、2017年の米国放射線腫瘍学会および日本放射線腫瘍学会で結果を発表しました。
・JROSG17-3(出血を伴う胃癌への緩和的放射線治療の有効性を調べる多施設前向き観察研究):症例登録中。

【今後の活動方針】

 JROSG17-3の早期症例集積完了を目指します。委員在籍施設を中心に試験を行っていますが、協力いただける施設があれば歓迎いたします。
 JROSG11-1に関しては論文投稿準備中です。
 当委員会では症状緩和や生活の質の改善を目的として、緩和的放射線治療の新たなエビデンスの構築を目指します。若手の先生方の参加を歓迎いたします。

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。
今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白